さあ、育てた豚を喰おうか。

フジテレビやっていたビートたけしの番組の中で、
ある学校のクラスで900日かけて豚を育て、そして最後に喰らおうというもの。
教育とはなんぞや。ということをテーマにする番組だが、
これだけは、とてもおもしろいと思った。
人間は身近なものの死には敏感だが、それ以外だと何も感じないのだ。

アメリカで何人死のうが、イラクで何人死のうが涙でないが、
900日育てた豚には愛着が沸く。最終的にそれを食べるとなると泣いてしまう。

普段、スーパーで買ってきた豚肉を涙して食べる人間はまずいない。

こういった経験を通して命の大切さを知るかどうかは分からんが、
このためだけに飼われた豚がかわいそうやね。

本来、豚はペットではなく喰うものだ。
喰うなら買え。
飼うなら育てろ。